岩石圏(読み)がんせきけん

精選版 日本国語大辞典 「岩石圏」の意味・読み・例文・類語

がんせき‐けん【岩石圏】

〘名〙 地殻マントルの、主として岩石からなる部分。水の部分の水圏大気の部分の気圏に対していう。岩圏。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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デジタル大辞泉 「岩石圏」の意味・読み・例文・類語

がんせき‐けん【岩石圏】

地球上層部の岩石でできている部分。水圏・気圏に対していう。岩圏。
リソスフェア

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化学辞典 第2版 「岩石圏」の解説

岩石圏
ガンセキケン
lithosphere

地球は,流体である核,均質なケイ酸塩であるとされるマントル,および不均質なケイ酸塩である地殻から成り立っている.一般に,岩石圏は,マントル最下位の約2900 km の深さから,地殻表面までの固相部の名称である.B. Mason(1961年)の計算結果によると,岩石圏の質量は4.099 × 1024 kg,全地球に対する質量比68.5%,体積0.907 × 1021 m3 である.

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岩石学辞典 「岩石圏」の解説

岩石圏

地球の外側の岩石殻で固体地球の最外部の約100km程度の部分.岩流圏(asthenosphere)の上部に横たわり,地殻(crust)と上部マントルの部分を含んでいる[Dana : 1863].

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百科事典マイペディア 「岩石圏」の意味・わかりやすい解説

岩石圏【がんせきけん】

リソスフェア

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「岩石圏」の意味・わかりやすい解説

岩石圏
がんせきけん

リソスフェア

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩石圏」の意味・わかりやすい解説

岩石圏
がんせきけん

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