岩石圏
ガンセキケン
lithosphere
地球は,流体である核,均質なケイ酸塩であるとされるマントル,および不均質なケイ酸塩である地殻から成り立っている.一般に,岩石圏は,マントル最下位の約2900 km の深さから,地殻表面までの固相部の名称である.B. Mason(1961年)の計算結果によると,岩石圏の質量は4.099 × 1024 kg,全地球に対する質量比68.5%,体積0.907 × 1021 m3 である.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
岩石圏
地球の外側の岩石殻で固体地球の最外部の約100km程度の部分.岩流圏(asthenosphere)の上部に横たわり,地殻(crust)と上部マントルの部分を含んでいる[Dana : 1863].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
がんせき‐けん【岩石圏】
〘名〙 地殻とマントルの、主として岩石からなる部分。水の部分の
水圏、大気の部分の気圏に対していう。
岩圏。〔英和和英
地学字彙(1914)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
がんせき‐けん【岩石圏】
1 地球上層部の岩石でできている部分。水圏・気圏に対していう。岩圏。
2 ⇒リソスフェア
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