岩見沢神社(読み)いわみざわじんじや

日本歴史地名大系 「岩見沢神社」の解説

岩見沢神社
いわみざわじんじや

[現在地名]岩見沢市一二条西一丁目

岩見沢市街地南東部の小高い丘にある。旧県社。祭神は天照大神・大己貴神の二柱。岩見沢の鎮守とされ、明治一七―一八年(一八八四―八五)士族移住を機にもと町に小祠を建て、天照大神、大国主神(大己貴神)を奉斎したのに始まる。翌一九年社殿を新築したが、同二九年の大火で戸長役場とともに焼失した。翌年鳩が丘はとがおかに新築され遷座、札幌神社(現札幌市中央区の北海道神宮)から大己貴神の分霊を合祀した。同三九年北向きの社殿を東向きに改築。同四三年村社となる。同四四年の財産地三反・価格一千円、氏子数二千五五七戸。大正七年(一九一八)に郷社、昭和八年(一九三三)本殿を造営して県社に昇格した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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