岸岡山古墳群(読み)きしおかやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「岸岡山古墳群」の解説

岸岡山古墳群
きしおかやまこふんぐん

[現在地名]鈴鹿市岸岡町 雲雀山・大門・見当山・岩ヶ谷・北山越

岸岡山は標高四五・三メートル以下の海岸に近い丘陵で、付近一帯は縄文・弥生時代から古墳時代さらに中世の城跡と遺跡が多い。古墳で現在まで発見されたのは三三基、うち九基は宅地化などで消滅した。前方後円墳は最高所の見当山(けんとうやま)にある二一号墳(全長三三メートル)と、その南方の岩(いわ)ヶ谷(たに)にある二二号墳(全長五五メートル)の二基だけで、後者はこの古墳群中最大である。昭和四〇年(一九六五)発掘された二号・三号墳では木棺直葬の主体部から、須恵器・鉄剣などを出し、六世紀のものである。その下には弥生時代後期の住居跡があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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