岸沢 竹遊斎(2代目)
キシザワ チクユウサイ
- 職業
- 常磐津節三味線方
- 本名
- 塚原 次郎兵衛
- 別名
- 前名=岸沢 仲助(3代目),岸沢 九助,後名=岸沢 古式部(6代目)
- 生年月日
- 天保9年
- 出生地
- 江戸浅草橋場(東京都)
- 経歴
- 安政時代から父、兄と芝居に出たが、慶応2年三味線に進み、芝居出演をやめて、寄席に出演。櫓太鼓、曲弾、囃子踊など喝采を浴びた。その後岸沢九助の名で再び活動したが、廃業、浅草駒形で売薬店を開店、中国の柏の果実からとる莫大小製造に手を出して失敗。再び各座に仲助の名で出演、6代古式部を襲名、常磐津林中とともに重きをなした。
- 没年月日
- 明治39年 (1906年)
- 家族
- 父=岸沢 式佐(5代目),兄=岸沢 式佐(6代目)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報
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岸沢竹遊斎(2代) きしざわ-ちくゆうさい
1838-1906 幕末-明治時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方。
天保(てんぽう)9年生まれ。5代岸沢式佐の子。慶応2年立三味線にすすむ。寄席にでて櫓(やぐら)太鼓や曲弾きで評判になる。商業に転じて失敗し,仲助の名でふたたび芝居に出演。のち6代古式部を名のった。明治39年6月26日死去。69歳。江戸出身。本名は塚原次郎兵衛。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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