デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸田月窓」の解説 岸田月窓 きしだ-げっそう 1814-1834 江戸時代後期の書家。文化11年生まれ。岸田茂篤(しげあつ)の子。讃岐(さぬき)(香川県)の人。僧吉補に書を,中山城山に詩文を,細川林谷に篆刻(てんこく)をまなぶ。六体(りくたい)(漢字の6種の書体)に通じた。天保(てんぽう)5年3月死去。21歳。名は鴻,茂元。字(あざな)は子漸,長孺。通称は元介。別号に琴谷。著作に「六体書苑」「琴谷詩集」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例