峭立(読み)ショウリツ

デジタル大辞泉 「峭立」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りつ〔セウ‐〕【×峭立】

[名](スル)険しく切り立ってそびえていること。
アルビオンの―せる白石巌は」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「峭立」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りつ セウ‥【峭立】

〘名〙 山などがきり立ったようにそびえ立つこと。また、他を寄せつけない厳しい様子で存在すること。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五「嗚呼アルビヲンの峭立(〈注〉ソビエ)せる白石巖は」
連環記(1940)〈幸田露伴〉「互の感情睽離(けいり)し、そして匡衡は匡衡、定基は定基で、各々峭立(セウリツ)して疎遠になるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「峭立」の読み・字形・画数・意味

【峭立】しようりつ

直立する。

字通「峭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android