峰島喜代(読み)ミネシマ キヨ

20世紀日本人名事典 「峰島喜代」の解説

峰島 喜代
ミネシマ キヨ

明治・大正期の実業家



生年
天保4年(1833年)

没年
大正7(1918)年12月14日

経歴
嘉永元年(1848年)峰島茂兵衛と結婚、明治9年死別。以後遺産東京市内外土地およそ70余万坪を購入、地価上昇により巨万の富を得た。尾張屋銀行を経営し、32年株式会社に改組。44年尾張屋信託会社、大正4年峰島合資会社を創立。東京府教育費として50万円を寄付し、7年勲七等に叙され、宝冠章を授与された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「峰島喜代」の解説

峰島喜代 みねしま-きよ

1833-1918 明治-大正時代の実業家。
天保(てんぽう)4年生まれ。明治9年夫をなくし,以来その遺産で東京市の内外に230haも土地を買収。地価上昇で巨富をえて尾張屋銀行,峰島合資会社を経営。東京府に教育費50万円を寄付した。大正7年12月14日死去。86歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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