最新 地学事典 「島原海湾層」の解説
しまばらかいわんそう
島原海湾層
Shimabarakaiwan Formation
九州の有明海域地下に分布。最終氷期最盛期に形成されたデルタ性および沼沢性の砂層。一部に泥炭層,泥層を挟む。有明海研究グループ(1965)命名。同グループはボーリングコア試料で,下位砂層(島原海湾層)から上位粘土層(有明粘土層)に変わる明瞭な境界を認め,これを不整合とした。長谷義隆(1995)は両層は海進に伴うオンラップの堆積物で,両者の境界は場所によって時期が異なるとした。
執筆者:長谷 義隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

