島川(読み)しまかわ

日本歴史地名大系 「島川」の解説

島川
しまかわ

現在の中川の最上流部にあたる。明治年間からの改修により、庄内古しようないふる川とともに下流の古利根川に結び付けられて中川に統合された。江戸時代には羽生はにゆう(現加須市・羽生市・騎西町・大利根町辺り)の悪水落を水源とし(風土記稿)北大桑きたおおくわ道橋どうばし(現大利根町)から川口かわぐち(現加須市)浅間あさま(古利根川)に合し、八甫はつぽう(現鷲宮町)狐塚きつねづか(現栗橋町)高須賀たかすか村・権現堂ごんげんどう(現幸手市)で利根川(権現堂川)へ合流する区間を島川(島川堀)とよんだ(寛政一〇年「羽生領用水組合御普請箇所記」見沼土地改良区文書)

天正九―一五年(一五八一―八七)頃に比定される六月三日付北条氏照書状写(武州文書)には、北条氏が直接支配する八甫の上流へ上る商船が三〇艘にも及んでいることが記されており、戦国期には島川筋が主要な水運路として利用されていたことがわかる。近世初頭の利根川改修では、文禄三年(一五九四)あいの川が締切られたと伝えられ、浅間川から島川筋は利根川の主流となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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