島田俊雄(読み)シマダ トシオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「島田俊雄」の解説

島田 俊雄
シマダ トシオ


肩書
衆院議長,農相,立憲政友会幹事長

生年月日
明治10年6月18日

出身地
島根県江津市

学歴
東京帝大法科大学政治学科〔明治33年〕卒

経歴
東京市役所の吏員から弁護士に転じ、明治45年の総選挙に郷里から出馬当選、以来衆院議員当選9回。政友会に属し、昭和3年田中義一内閣の政友会幹事長。6年犬養内閣法制局長官。11年広田内閣の農相。翌年鳩山一郎らと政友会総裁代行委員。14年鈴木喜三郎総裁の任期満了に伴う後継総裁争いで中島知久平を推し、同会分裂を促進した。15年米内内閣の農相。翼賛会、翼政会などの顧問、衆院予算委員長などを経て小磯内閣の農商務相。終戦時は衆院議長。早大、中央大などで政治経済を講じ、「明義」「王道」など雑誌経営にも当たった。

没年月日
昭和22年12月21日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「島田俊雄」の解説

島田 俊雄
シマダ トシオ

大正・昭和期の政治家 衆院議長;農相;立憲政友会幹事長。



生年
明治10(1877)年6月18日

没年
昭和22(1947)年12月21日

出身地
島根県江津市

学歴〔年〕
東京帝大法科大学政治学科〔明治33年〕卒

経歴
東京市役所の吏員から弁護士に転じ、明治45年の総選挙に郷里から出馬、当選、以来衆院議員当選9回。政友会に属し、昭和3年田中義一内閣の政友会幹事長。6年犬養内閣法制局長官。11年広田内閣の農相。翌年鳩山一郎らと政友会総裁代行委員。14年鈴木喜三郎総裁の任期満了に伴う後継総裁争いで中島知久平を推し、同会分裂を促進した。15年米内内閣の農相。翼賛会、翼政会などの顧問、衆院予算委員長などを経て小磯内閣の農商務相。終戦時は衆院議長。早大、中央大などで政治経済を講じ、「明義」「王道」など雑誌経営にも当たった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島田俊雄」の解説

島田俊雄 しまだ-としお

1877-1947 大正-昭和時代前期の政治家。
明治10年6月18日生まれ。明治45年衆議院議員(当選9回)。政友会幹事長,総裁代行委員。広田・米内(よない)内閣の農相,小磯(こいそ)内閣の農商相をつとめ,雄弁な政党政治家として活躍。終戦時は衆議院議長。昭和22年12月21日死去。71歳。島根県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「島田俊雄」の解説

島田 俊雄 (しまだ としお)

生年月日:1877年6月18日
大正時代;昭和時代の政治家;弁護士。衆議院議員
1947年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android