嵯峨保二(読み)サガ ヤスジ

20世紀日本人名事典 「嵯峨保二」の解説

嵯峨 保二
サガ ヤスジ

大正・昭和期の新聞・放送経営者



生年
明治31(1898)年10月18日

没年
昭和34(1959)年11月18日

出生地
石川県

学歴〔年〕
慶応義塾大学〔大正9年〕中退

経歴
大本に入信して大学を中退。大正10年北国新聞社に入社、東京支社に勤めたが、養父遺志金沢に戻った。昭和12年常務、18年社長に就任。戦時新聞統合を自ら実現。21年富山新聞発行、26年北陸放送を創設した。大本信仰の感化宗教、教育面に活躍、また美術工芸の振興、原水禁世界連邦などの平和運動に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵯峨保二」の解説

嵯峨保二 さが-ほに

1898-1959 大正-昭和時代の新聞・放送経営者。
明治31年10月18日生まれ。学生時代に大本教に入信。大正10年北国新聞社にはいり,昭和18年社長。21年「富山新聞」を発刊。26年北陸放送を創設。金沢女子短大総長,北陸電波専門学校(現金沢工大)理事長,大本北陸本苑長などをつとめた。昭和34年11月18日死去。61歳。石川県出身。慶大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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