日本歴史地名大系 「川中神社」の解説 川中神社かわなかじんじや 宮崎県:東諸県郡綾町南俣村川中神社[現在地名]綾町南俣綾南(あやみなみ)川沿いに一五キロほど分け入った川中にある。祭神は大山祇命・大己貴命・保気食命・中山祇命・少彦名命・軻遇突知命。伊東義祐が勧請創建したと伝える。廃仏毀釈以前は別当金峯山西光(さいこう)寺(川中嶽寺)を有した霊場であった。西光寺は南俣(みなみまた)村綾光(りようこう)寺(廃絶)末で、養老元年(七一七)の開基、当初天台宗であったが荒廃し、綾光寺三世丹翁により曹洞宗寺院として再興されたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by