川八目(読み)かわやつめ

精選版 日本国語大辞典 「川八目」の意味・読み・例文・類語

かわ‐やつめかは‥【川八目】

  1. 〘 名詞 〙 頭甲綱ヤツメウナギ科の動物。全長約五〇センチメートル。細長いウナギ形で、目の後方の体側に七個の鰓孔が一列に並び、これらと本来の目とを数え合わせて八つ目と呼んだ。口は吸盤状で、他の魚に吸着して体液を吸う。体色は背が暗青色で、腹が白い。夏に海から川をさかのぼり、雪解け水がおさまってから河川砂礫(されき)底に産卵する。消化管に多量のビタミンAを含むので、夜盲症の薬とすることがある。食用にもする。日本海側は島根県、太平洋側では茨城県以北の本州、北海道、サハリンからアラスカ、および朝鮮半島分布。やつめ。やつめうなぎ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「川八目」の解説

川八目 (カワヤツメ)

学名Lampetra japonica
動物。ヤツメウナギ科の淡水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む