20世紀日本人名事典 「川崎栄助」の解説 川崎 栄助カワサキ エイスケ 明治・大正期の実業家 生年嘉永4年7月20日(1851年) 没年大正10(1921)年11月15日 出身地安房国平野村字本郷(千葉県) 経歴12歳で横浜に出て足袋商・槌屋儀助の店に奉公し、明治7年独立して同地に店舗を開く。10年東京日本橋に移り屋号を万栄(川崎商店の前身)と称して足袋・木綿織物を製造販売した。一方、33年当時経営不振の富士瓦斯紡績(のちの富士紡績)の改革に当たり、翌34年取締役も務め、和田豊治専務を助け社運の隆盛に貢献した。また南亜公司、小倉製紙所、横浜電気、房総煉乳、日本電化工業などの重役を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川崎栄助」の解説 川崎栄助 かわさき-えいすけ 1851-1921 明治-大正時代の実業家。嘉永(かえい)4年7月20日生まれ。横浜の足袋商につとめ,明治7年に独立。東京日本橋にうつり,屋号を万栄と称して足袋・木綿織物を製造販売した。富士瓦斯(ガス)紡績(現富士紡績)の取締役もつとめた。大正10年11月15日死去。71歳。安房(あわ)(千葉県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by