川蜻蛉(読み)カワトンボ

デジタル大辞泉 「川蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

かわ‐とんぼ〔かは‐〕【川蜻蛉/河蜻蛉】

トンボ目カワトンボ科の昆虫。日本特産で、春、平地流水でみられる。体長約5センチ。体は緑色で、はね透明またはだいだい色。本州から九州まで分布 夏》「―木深き水のいそぎをり/登四郎」

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「川蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

かわ‐とんぼかは‥【川蜻蛉・河蜻蛉】

  1. 〘 名詞 〙 トンボ目カワトンボ科の昆虫。腹長、はねの長さとも約四センチメートル。体は細い円筒形で金属緑色、はねは透明、橙色、濃褐色など地方によって変化する。四~六月ごろ、水の上などをゆるやかに飛ぶ。各地の平地や山地の流水にいる。《 季語・夏 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「川蜻蛉」の解説

川蜻蛉 (カワトンボ)

学名Mnais pruinosa
動物。カワトンボ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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