川連(読み)かわつら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「川連」の意味・わかりやすい解説

川連
かわつら

秋田県南部、湯沢市の一地区。旧川連町は、1956年(昭和31)に稲庭川連町(いなにわかわつらまち)となり、1966年稲川町と改称、さらに2005年(平成17)湯沢市に合併中世に領主小野寺氏が家臣内職として奨励したという川連漆器で知られ、現在も椀(わん)や盆の日用品を中心に生産が盛んで、国の伝統的工芸品に指定されている。川連漆器伝統工芸館がつくられている。国道398号が通じる。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「川連」の意味・わかりやすい解説

川連
かわつら

秋田県南東部,湯沢市北東部にある旧稲川町の集落雄物川の支流皆瀬川に臨む。旧町名。 1956年近隣町村と合体して稲庭川連町となり,1966年稲川町に変更。川連漆器の産地。漆器は,建久4 (1193) 年大館城主小野寺重道の弟道則により,製法が伝えられたといわれる。膳,椀,杯,茶器などを生産するが,大部分家内工業

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百科事典マイペディア 「川連」の意味・わかりやすい解説

川連【かわつら】

稲川[町]

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世界大百科事典(旧版)内の川連の言及

【稲川[町]】より

…秋田県南東部,雄勝(おがち)郡の町。1956年稲庭町,川連(かわつら)町など4町村が合体して稲庭川連町となり,66年稲川町に改称。人口1万1419(1995)。…

※「川連」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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