工務(読み)コウム

精選版 日本国語大辞典 「工務」の意味・読み・例文・類語

こう‐む【工務】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 土木工事や建築のしごと。
    1. [初出の実例]「この工匠、思ひしは何(いか)なる工務(〈注〉シゴト)にても」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
  3. 工場に関する事務。
    1. [初出の実例]「鐘紡式工場では〈略〉工務もまた三四等に分れ」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android