左史生(読み)さしじょう

精選版 日本国語大辞典 「左史生」の意味・読み・例文・類語

さ‐しじょう‥シジャウ【左史生】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さししょう」とも ) 令制で、太政官左弁官局に属する史生。左大少史の下にある雑任一つ文書を写したり、官人の所に行き文案署名をとることなどを職務とする。さしせい。
    1. [初出の実例]「左史生十人。右史生十人」(出典:令義解(718)職員)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android