デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「巨関」の解説 巨関 きょかん 1556-1643 朝鮮の陶工。明宗(めいそう)11年生まれ。慶長の役に出征した平戸領主松浦鎮信(まつら-しげのぶ)に連れられて日本にくる。肥前松浦郡中野村(長崎県平戸市)に窯をひらき,今村弥次兵衛(やじべえ)(初代)を名のった。子の今村三之丞(さんのじょう)が窯をうつして三川内(みかわち)焼(佐世保市)を創始,孫の今村弥次兵衛(如猿)が発展させた。寛永20年死去。88歳。慶尚道熊川出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例