精選版 日本国語大辞典 「巻立」の意味・読み・例文・類語 まき‐たて【巻立】 〘 名詞 〙 =まきたてちゃせん(巻立茶筅)[初出の実例]「殿髪の赤き巻(マキ)立に結せ」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「巻立」の意味・わかりやすい解説 巻立まきたて (1) landing 炭鉱用斜坑のコース巻運搬において,片盤坑道 (→曲片 ) と斜坑との接続個所に設けられる炭車の操車場。切羽で採掘された石炭を積んだ炭車は,人力あるいは機械力によって片盤坑道を経て巻立まで運ばれ,ここでコースに連結され,巻上機によって巻上げられる。他方斜坑を巻下げされてきた空の炭車や機材を積んだ台車などは,巻立においてコースからはずされ,切羽の石炭積込口その他の必要個所に配車される。 (2) Lining トンネル周辺の地山を支えるため内側に施工されたコンクリートなどの支持物をさす。現在では一般に覆土と呼ばれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by