デジタル大辞泉 「巻纓」の意味・読み・例文・類語 けん‐えい【▽巻×纓】 冠の纓を内に巻いて、黒塗りの挟木はさみぎで留めておくもの。武官が用いた。かんえい。まきえい。 かん‐えい〔クワン‐〕【巻×纓】 ⇒けんえい(巻纓) まき‐えい【巻×纓】 ⇒けんえい(巻纓) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「巻纓」の意味・読み・例文・類語 けん‐えい【巻纓】 巻纓〈三十六歌仙絵 高光〉〘 名詞 〙 武官所用の冠の纓。家流により内巻き、外巻きなど巻き方に各種あり、黒塗りの挟木(はさみぎ)を用いるのを例とする。かんえい。まきえい。[初出の実例]「御後殿上人衛府巻纓」(出典:明月記‐治承四年(1180)二月二二日) かん‐えいクヮン‥【巻纓】 〘 名詞 〙 冠の纓(えい)の一種。先端を内に巻いたもの。けんえい。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 まき‐えい【巻纓】 〘 名詞 〙 =けんえい(巻纓) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例