巻袖(読み)マキソデ

デジタル大辞泉 「巻袖」の意味・読み・例文・類語

まき‐そで【巻袖】

和服袖形の一。広袖袖口を残し、下部を三角に折って仕立てたもの。仕事着はんてんなどに用いる。三角袖じ袖。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巻袖」の意味・読み・例文・類語

まき‐そで【巻袖】

  1. 〘 名詞 〙 広口の袖の下部を三角に折って縫いつけたもの。男女とも仕事着によく使われる。
    1. [初出の実例]「玉笹やまき袖見せて今朝の冬〈濯心子〉」(出典:俳諧・富士石(1679)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android