市房山神宮(読み)いちふさやまじんぐう

日本歴史地名大系 「市房山神宮」の解説

市房山神宮
いちふさやまじんぐう

[現在地名]水上村湯山

市房山の中腹、標高約八〇〇メートルに位置し、周辺は樹齢数百年を経た杉林に囲まれる。祭神は主座彦火火出見尊、相殿天津日高彦火瓊瓊杵尊・火明命・吾田鹿蘆津姫命・火闌降命・豊玉姫尊。旧郷社。近世までは市房大権現とよばれ、大同二年(八〇七)久米くめ(現多良木町)の城主市房が奇石を発見し、霊地として霧島(現鹿児島県姶良郡)神霊を勧請したことに始まるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android