家庭医学館 の解説 しはんのにんしんけんさやくのさようのしくみ【市販の妊娠検査薬の作用のしくみ】 受精卵(じゅせいらん)が子宮内膜(しきゅうないまく)に着床(ちゃくしょう)し妊娠が成立すると、表面の絨毛(じゅうもう)細胞から絨毛性ゴナドトロピンというホルモンが分泌(ぶんぴつ)され、妊婦の尿中に出てきます。その尿を検査することにより、妊娠かどうかがわかります。 現在市販されている妊娠検査薬は、簡便な操作で、しかも短時間に尿中ゴナドトロピンを検出する妊娠診断法(免疫学的(めんえきがくてき)妊娠診断法)で、かなり低単位のゴナドトロピンを検出し、予定月経開始日の1日後でも判定可能です。 しかし、妊娠反応が陽性だとしても、正常妊娠なのか異常妊娠(子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)など)であるのかは判定できませんので、必ず産婦人科の専門医を受診してください。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by