市販の妊娠検査薬の作用のしくみ(読み)しはんのにんしんけんさやくのさようのしくみ

家庭医学館 の解説

しはんのにんしんけんさやくのさようのしくみ【市販の妊娠検査薬の作用のしくみ】

 受精卵(じゅせいらん)が子宮内膜(しきゅうないまく)に着床(ちゃくしょう)し妊娠が成立すると、表面絨毛(じゅうもう)細胞から絨毛性ゴナドトロピンというホルモン分泌(ぶんぴつ)され、妊婦の尿中に出てきます。その尿を検査することにより、妊娠かどうかがわかります。
 現在市販されている妊娠検査薬は、簡便な操作で、しかも短時間に尿中ゴナドトロピンを検出する妊娠診断法(免疫学的(めんえきがくてき)妊娠診断法)で、かなり低単位のゴナドトロピンを検出し、予定月経開始日の1日後でも判定可能です。
 しかし、妊娠反応が陽性だとしても、正常妊娠なのか異常妊娠(子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)など)であるのかは判定できませんので、必ず産婦人科の専門医を受診してください。

出典 小学館家庭医学館について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む