市辺山(読み)いちのべやま

日本歴史地名大系 「市辺山」の解説

市辺山
いちのべやま

市辺の東に続く低い山で、市野辺山とも記される。「太平記」巻三には「北ノ手ニハ、山陰道八箇国ノ兵共一万二千余騎、梨間(なしま)ノ宿ノハヅレヨリ、市野辺山ノ麓ヲ回テ、追手ヘ向フ」とあり、元弘元年(一三三一)笠置(かさぎ)(現相楽郡笠置町)に立てこもった後醍醐天皇の軍勢を討つため、鎌倉幕府の大軍が山麓を通過したことを記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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