希少がんホットライン(読み)きしょうがんほっとらいん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「希少がんホットライン」の意味・わかりやすい解説

希少がんホットライン
きしょうがんほっとらいん

情報が不足しがちな希少がんについて、患者およびその家族、医療関係者からの相談に応じる電話窓口。専任看護師が担当する。国立がん研究センター内で希少がんの診療と研究を担う「希少がんセンター」の発足と同時に開設された。希少がんについての理解を助け、患者・家族とともに課題をみつけ、納得ゆく治療療養が選択できるよう手助けしている。また、医療関係者からの診療や診断、治療に関する相談にも対応している。

[渡邊清高 2018年6月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android