コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

希釈熱 キシャクネツ

4件 の用語解説(希釈熱の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

きしゃく‐ねつ【希釈熱】

溶液に溶媒を加えて薄めたときに発生または吸収する熱量

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

希釈熱【きしゃくねつ】

溶液を溶媒で希釈するときに発生または吸収される熱量。普通1モルの溶質に対して出入りする熱量で表し,発生する場合を正,吸収される場合を負とし,溶媒の量および初めと終りの溶液の濃度を明示する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

きしゃくねつ【希釈熱 heat of dilution】

ある溶液に新たに溶媒を加えて溶質濃度を希釈する際に発生または吸収される熱量。混合熱の一種。ある濃度の溶液から無限希釈溶液までに変化する積分無限希釈熱として数値表に与えられていることが多い。濃厚硫酸水溶液を水で薄めると多量の熱を発生して温度が上がるが,チオシアン酸カリウムKSCN水溶液では吸熱を伴う。しかし,このような強電解質を除いて希釈熱は一般に小さいので,それを定量的に測定する希釈熱熱量計は精密測定を要する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

きしゃくねつ【希釈熱】

ある濃度の溶液にさらに溶媒を加えて希釈するときに発生または吸収される溶質一モルあたりの熱量。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の希釈熱の言及

【混合熱】より

…液体‐気体,あるいは固体‐液体間の場合に混合したあとが均一な溶体であれば,その熱量変化は溶解熱と呼ばれる。また2種類のうち一方がすでに溶液で,他方がその溶媒の場合には希釈熱の名で呼ばれる。精密熱量計による直接測定が可能であり,構成分子間の相互作用エネルギーについての知見が導かれる。…

※「希釈熱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

希釈熱の関連キーワード溶質溶媒抽出希釈コアセルベーション還元粘度ギブスの吸着式逆浸透比粘度バボの法則(蒸気圧降下)沸点上昇則(バボの法則)

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone