帝国通信工業(読み)ていこくつうしんこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「帝国通信工業」の意味・わかりやすい解説

帝国通信工業
ていこくつうしんこうぎょう

可変抵抗器の大手メーカー。 1944年東京芝浦電気,日本電気,日本無線ほか2社の共同出資により設立。可変抵抗器主体からフィルム抵抗器,固定抵抗器,さらに操作ブロックへと多角的に展開してきた。特に近年PHSをはじめ移動体通信用の前面操作ブロックが注目を集めている。 66年の台湾進出以来,海外生産を積極的に進めている。売上構成比は,可変抵抗器 32%,その他 18%,固定抵抗器 11%,操作ブロック 40%。年間売上高 222億 7100万円 (連結。うち輸出 31%) ,資本金 34億 5300万円,従業員数 481名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「帝国通信工業」の解説

帝国通信工業

正式社名「帝国通信工業株式会社」。英文社名「Teikoku Tsushin Kogyo Co., Ltd.」。電気機器製造業。昭和19年(1944)設立。本社は川崎市中原区苅宿。電子部品メーカー。主力携帯電話デジタルカメラなどに使用される前面操作ブロック。可変抵抗器の老舗としても知られる。ほかに自動車向けスイッチやセンサーなど。東京証券取引所第1部上場。証券コード6763。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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