帯刀御免(読み)タイトウゴメン

デジタル大辞泉 「帯刀御免」の意味・読み・例文・類語

たいとう‐ごめん〔タイタウ‐〕【帯刀御免】

江戸時代、特別の家柄功労により、武士でない者に帯刀を許したこと。

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精選版 日本国語大辞典 「帯刀御免」の意味・読み・例文・類語

たいとう‐ごめんタイタウ‥【帯刀御免】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代に、町人百姓などの中で特に刀をさすことを許されたもの。自治功績のあった庄屋や、多額の金品を献納した大町人などに特例として許されることがあった。
    1. [初出の実例]「分散のもとは帯刀御免より」(出典:雑俳・俳諧觿‐二八(1827))

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