常服(読み)ジョウフク

デジタル大辞泉 「常服」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ふく〔ジヤウ‐〕【常服】

ふだん着。
江戸時代武士出仕の際に常用する麻上下あさがみしも

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常服」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ふくジャウ‥【常服】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 平常着る衣服。ふだんぎ。常衣
    1. [初出の実例]「唐の高祖にいたりても赭黄袍を以て常服とせらる」(出典:制度通(1724)五)
    2. 「礼服も軍装束も常服(ジョウフク)も」(出典開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉上)
    3. [その他の文献]〔詩経‐小雅・六月〕
  3. 江戸時代、武士が出仕の際に常用する麻上下(あさがみしも)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「常服」の読み・字形・画数・意味

【常服】じようふく

平服

字通「常」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android