常神社(読み)つねかみしや

日本歴史地名大系 「常神社」の解説

常神社
つねかみしや

[現在地名]三方町常神

神子(みこ)・常神両集落のほぼ中間にある。祭神は神功皇后、旧村社。「延喜式」神名帳に三方(みかた)郡「常神社」とみえ、承暦四年(一〇八〇)六月一〇日および康和五年(一一〇三)六月一〇日の神祇官奏(朝野群載)に神名がみえる。また永万元年(一一六五)六月日の神祇官年貢進納諸社注文写(宮内庁書陵部蔵永万文書)に「常神社魚貝進」とある。文永二年(一二六五)の若狭国惣田数帳写によれば、三方浦に一町の社領を所有した。享禄五年(一五三二)の神名帳写(小野寺文書)に若狭国大明神一二所の一つとして従二位常神大明神がみえる。

古代海人族の創祀と伝え、「若狭国志」によれば創建年代は不詳であるが、寛和二年(九八六)に常神集落の西方海上にる御神(おんかみ)島に移ったが、天仁元年(一一〇八)一一月三日に今の土地に復座したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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