日本歴史地名大系 「幌呂川」の解説 幌呂川ほろろがわ 北海道：釧路支庁鶴居村幌呂川鶴居村を流れる釧路川水系の一級河川。流路延長四六・七キロ（うち指定区間二七・四キロ）、流域面積二〇〇・五平方キロ。阿寒（あかん）カルデラ外輪山の南東斜面を源流として、茂幌呂（もほろろ）川など支流を合せながら鶴居丘陵を南南東に流れ下り、釧路湿原に入った後、蛇行しながら南東に流れ、釧路市との境界付近で雪裡（せつつり）川に合流する。鶴居丘陵では流路に沿って谷底平野や二段の河岸段丘が発達している。中幌呂から下流にかけて川沿いの低地や台地上に遺跡が確認され、とくに下幌呂１遺跡からは縄文時代の遺物が多数発見されている。前近代の文献では、「久摺日誌」所収の地図に「ヲホロ」と示した川が描かれている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
