平井顕斎(読み)ひらい けんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平井顕斎」の解説

平井顕斎 ひらい-けんさい

1802-1856 江戸時代後期の画家
享和2年生まれ。はじめ掛川の村松笠斎(りっさい)にまなび,江戸で谷文晁(ぶんちょう)に,のち渡辺崋山(かざん)に入門山水画を得意とし,福田半香(はんこう),椿椿山(つばき-ちんざん)らと親交をむすんだ。安政3年4月死去。55歳。遠江(とおとうみ)(静岡県)出身。名は忱。字(あざな)は欽夫。通称は治六。別号に三谷山樵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android