平伏す(読み)ヒレフス

デジタル大辞泉 「平伏す」の意味・読み・例文・類語

ひれ‐ふ・す【平伏す】

[動サ五(四)]顔が地面に付きそうになるほど身を低くして頭を下げる。平伏する。「神前に―・す」
[類語]平伏土下座平身低頭叩頭ぬかずく伏し拝む三拝九拝

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精選版 日本国語大辞典 「平伏す」の意味・読み・例文・類語

ひれ‐ふ・す【平伏】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 身を平たくして頭を下げる。顔が地面や床につかんばかりに身を曲げてうつむく。平伏(へいふく)する。多く、敬い畏まって礼をするさまや、疲労、悲しみなどから身をうつぶせにするさまなどにいう。
    1. [初出の実例]「さは翁丸かといふに、ひれふしていみじうなく」(出典:枕草子(10C終)九)

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