平坂湊(読み)へいさかみなと

日本歴史地名大系 「平坂湊」の解説

平坂湊
へいさかみなと

[現在地名]西尾市平坂町

矢作川河口に位置する近世の港で、平坂入江の末端水路にあたる。平坂は古くから入江に面していたが、慶長一〇年(一六〇五)矢作川の改修により、その本流入海に注がれてから入江がしだいに埋まり、矢作川の河口が延び、小栗おぐり奥田おくだ両新田開発後は、深く湾入した平坂湊が生じた。「三河刪補松」に「寛永中県令鳥山鈴木二氏五ケ湊を定む。平坂其一也。大湊にて繁昌地家居多し」とある。湊の規模について、明治三年(一八七〇)の三河国幡豆郡平坂湊広狭深浅巨細書(西尾市史編纂室蔵)

<資料は省略されています>

とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む