平安座西グスク(読み)へんざいりぐすく

日本歴史地名大系 「平安座西グスク」の解説

平安座西グスク
へんざいりぐすく

[現在地名]与那城町平安座

別称西いりグスク。平安座へんざ島のほぼ中央を走る丘陵標高約一二〇メートルと島内で最も高い琉球石灰岩上に位置する。面積三〇〇〇平方メートル余。築城年代は不明。伝承では勝連かつれんグスク(現勝連町)の浜川按司の次男高花按司の居城であったという。「琉球国由来記」にみえる森城むいぐすくは当グスクのことであり、「おもろさうし」巻一六の二二に「ひやむさかなもり(平安座金森)」と謡われているのも当グスクであると考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む