デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平川祐弘」の解説 平川祐弘 ひらかわ-すけひろ 1931- 昭和後期-平成時代の比較文学者。昭和6年7月11日生まれ。西洋留学体験をもつ明治の知識人の思想と文学を分析し,「和魂洋才の系譜」「夏目漱石」を刊行。昭和56年「小泉八雲」でサントリー学芸賞。翻訳にダンテ「神曲」(42年河出文化賞),マンゾーニ「いいなづけ」(平成3年読売文学賞)。昭和52年母校東大の教授,平成4年福岡女学院大教授,のち大手前大教授。平成17年「ラフカディオ・ハーン 植民地化・キリスト教化・文明開化」で和辻哲郎文化賞。21年「アーサー・ウェイリー「源氏物語」の翻訳者」で日本エッセイスト・クラブ賞。東京出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例