平松理英(読み)ひらまつ りえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平松理英」の解説

平松理英 ひらまつ-りえい

1855-1916 明治-大正時代の僧。
安政2年生まれ。真宗大谷派。明治の初め廃仏毀釈がおきると,仏教の公開演説会をひらき,各地で布教につとめた。日清日露戦争布教師として従軍。のち東京北品川の正徳寺住職となった。大正5年10月21日死去。62歳。著作に「教海美譚」「無尽蔵」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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