平沢九朗(読み)ひらさわ くろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平沢九朗」の解説

平沢九朗 ひらさわ-くろう

1772-1840 江戸時代後期の武士,作陶家。
安永元年生まれ。尾張(おわり)名古屋藩士。茶道をたしなみ,余暇古瀬戸,唐津などを模して茶器をつくる。作品には独特の趣があり,九朗焼といわれた。天保(てんぽう)11年6月23日死去。69歳。名は一貞。通称は清九朗。別号に今昔庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android