平清経 たいらの-きよつね
?-1183 平安時代後期の武将。
平重盛の3男,母は藤原家成の娘。治承(じしょう)4年以仁(もちひと)王が挙兵したとき園城寺(おんじょうじ)攻撃の大将となり,養和元年東国の源氏追討副将軍をつとめる。平家一門の都落ちにしたがい,寿永2年10月豊前(ぶぜん)柳浦(福岡県)で入水(じゅすい)した。謡曲「清経」の題材となる。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の平清経の言及
【清経】より
…[世阿弥]作。シテは平清経の霊。源平の戦で西国へ都落ちした清経の邸には,妻(ツレ)が寂しく留守を守っている。…
※「平清経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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