平田式熱針療法(読み)ひらたしきねつばりりょうほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平田式熱針療法」の意味・わかりやすい解説

平田式熱針療法
ひらたしきねつばりりょうほう

平田内蔵吉 (1901~45年) が考案した「熱針器」を使った家庭療法で,昭和の初めころにブームとなり全国的に普及した。近年,針灸の著名な研究家であった間中喜雄 (1911~89年) が再評価し,専門家の間でも注目されつつある。「熱針器」は,じょうろ状の器の中に石綿を詰めてアルコールを染み込ませ,火をつけて,熱くなった器具の先端で皮膚を刺激するもの。これにより,ハリの痛効果と灸の温熱効果が同時に発揮できる。なお,現在では種々の工夫を凝らしたものが市販されており,熱源も電気を使っている。

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