平田院(読み)へいでんいん

日本歴史地名大系 「平田院」の解説

平田院
へいでんいん

[現在地名]東区平田町

高浜山と号し、浄土宗本尊は恵心作と伝える木造阿弥陀如来立像。徳川義直執政犬山の城主平岩親吉が三河国高浜(現高浜市)建立(蓬州旧勝録)、初め天徳山法蔵ほうぞう寺と号し、真宗高田派に属したが、親吉に従ってその旧領甲斐国から名古屋城下鍛冶屋かじや町、さらに慶長一八年(一六一三)現在の地へと再三移転した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android