出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
…江戸幕府の職制。年寄,宿老,閣老,執政とも呼ばれ,全国を統治する徳川氏将軍家の〈老〉(としより,おとな)として,将軍に直属してその信任のもとに,所司代,三奉行,遠国奉行,大目付などを指揮して国政を統轄した(老中の〈中〉は〈連中〉〈若者中〉などというように集合を表し,また〈――衆〉のように敬意を表す機能をもつ)。また加判の列とも呼ばれたが,これは老中連署奉書(老中奉書)に署名し,判(花押)を加える者という意味である。…
…北宋の太祖は,宰相(同平章事)趙普が1人で強大な権限を掌握することをおそれ,964年(乾徳2)薛居正(せつきよせい)と呂余慶とを副宰相として参知政事に任命した。これが参知政事のはじまりで,宰相より低い格に付けられ,執政と称された。神宗(1068‐85)の官制改革で中書侍郎・門下侍郎に改められたが,南宋で参知政事の名にもどり,元代にも置かれた。…
…枢密院は,宋代になって二府の一つを占め,たいへん重要な役所であり,中央政府は宰相を中心に,参知政事と枢密使(または知枢密院事)らによって構成された。枢密使は宰相より一格下で,参知政事とともに執政と称せられた。平時には武官の人事をつかさどり,戦時には参謀本部のように機能したが,ときに戦闘行動の細事に介入したので,前線の作戦行動はしばしば掣肘(せいちゆう)された。…
※「執政」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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