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平範輔 たいらの のりすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

平範輔 たいらの-のりすけ

1192-1235 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
建久3年生まれ。平親輔(ちかすけ)の子。蔵人頭(くろうどのとう),右大弁などを歴任して嘉禄(かろく)2年参議。寛喜4年正三位となり,文暦(ぶんりゃく)元年権(ごんの)中納言。文暦2年7月25日死去。44歳。日記に「範輔卿記」。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

平範輔

没年:嘉禎1.7.25(1235.9.9)
生年建久3(1192)
鎌倉初期の公卿。父は治部卿親輔。弁官,蔵人頭などを歴任,すぐれた実務官僚として朝廷の公事をとりしきった。文暦1(1234)年には権中納言に任じられたが,権中納言にまで昇るのは当時の堂上平氏としては異例のことで,その精勤ぶりが高く評価されていたことを物語る。紀伝明経のみならず,明法道についても研究をおこたらず,仗議(太政官政治における国政議定の一方式)の席などでは態度,発言内容ともに立派であったという。日記に『範輔卿記』(『要記』)がある。

(本郷恵子)

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