プリトゥヴィーラージャ3世(その他表記)Pṛthvīrāja

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

プリトゥヴィーラージャ3世(プリトゥヴィーラージャさんせい)
Pṛthvīrāja

1166頃~1192(在位1177頃~1192)

インド,チャーハマーナ朝最盛期の王。ラージャスターンおよびデリー一帯のラージプート諸勢力の王として,1190~91年タラーインにおいてゴール朝ムハンマドの軍を撃退したが,翌年の第2次タラーインの戦いにおいてムハンマド軍に大敗し,ほどなく死す。彼の英雄譚プリトゥヴィーラージ・ラーソーは有名。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android