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平衡器 へいこうきstatocyst

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

平衡器
へいこうき
statocyst

体の姿勢を保持するために重要な働きをもつ感覚器官の一種。脊椎動物では内にある前庭の平衡斑と半規管の平衡稜から成り,位置や直線加速度の感覚は主として前者によって行われ,回転運動など角加速度の感覚は主として後者によっている。前庭器官の場合,平衡砂といわれるカルシウム粉が,平衡斑の感覚毛に圧刺激を与えることで体の位置を知るし,半規管では前後,左右,上下の動きにより管内のリンパに流れが生じ,それを平衡稜の感覚毛で感知するという装置である。無脊椎動物では平衡胞があり,魚類の側線器などとともに平衡器として働いている。いずれも姿勢反射の一部である迷路反射の情報源であり,反射の出発点でもある。

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