年貢割符(読み)ネングワップ

デジタル大辞泉 「年貢割符」の意味・読み・例文・類語

ねんぐ‐わっぷ【年貢割符】

江戸時代、納入すべき年貢額を記入して地方じかたに通達した帳簿地方三帳の一。年貢免状。年貢割付状。下げ札。

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精選版 日本国語大辞典 「年貢割符」の意味・読み・例文・類語

ねんぐ‐わっぷ【年貢割符】

  1. 〘 名詞 〙 ( 田畑上中下によって年貢を割りつける意 ) 江戸時代、百姓の納めるべき年貢を記して、村方に渡しておいた目録。年貢免状。
    1. [初出の実例]「関東方にては、御取箇御年貢之可納目録を百姓え年々渡し置き候を、年貢割符と申し候」(出典:地方要集録(1741)(古事類苑・政治八一))

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