幽霊火(読み)ユウレイビ

デジタル大辞泉 「幽霊火」の意味・読み・例文・類語

ゆうれい‐び〔イウレイ‐〕【幽霊火】

幽霊そばで燃えるとされる青白い火。絵に描き表されたり、演劇などで、幽霊の現れるときにともしたりする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幽霊火」の意味・読み・例文・類語

ゆうれい‐びイウレイ‥【幽霊火】

  1. 〘 名詞 〙 幽霊のそばに燃えるとされる火。絵画・演劇などで表現され、舞台では、焼酎(しょうちゅう)火・樟脳(しょうのう)火を用いて人魂を表わす。青火鬼火
    1. [初出の実例]「幽霊火とは一個の酒精洋燈を据え、其上に円柱形なる黄銅棍棒を置き、之を巻くに紙を以てす」(出典:風俗画報‐二二三号(1900)遊芸門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android