庄山村(読み)しようやまむら

日本歴史地名大系 「庄山村」の解説

庄山村
しようやまむら

[現在地名]岱明町庄山

東は前原まえばる村と築地ついじ(現玉名市)、西はじよう村・古閑こが村、南は中程なかほど村、北は開田ひらきだ村に接し、三池みいけ往還の八里の里数木があった。慶長一一年(一六〇六)の検地帳表紙に「大野内庄山村」とある。近世は坂下手永に属する。「国誌」に「中山村端府村宝物村等ノ小村アリ」とある。宝暦一二年(一七六二)の下ケ名寄帳では惣畝数四二町三畝余、高四一六石四斗余、御給地が三七町八反三畝余、永荒が二町一反七畝余、下ケ名には中山・籏布・帆物前・沓掛向原・井手口・野田・京塚などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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