庄幸司郎(読み)ショウ コウシロウ

20世紀日本人名事典 「庄幸司郎」の解説

庄 幸司郎
ショウ コウシロウ

昭和・平成期の建築家,市民運動家 シグロ代表取締役;庄建設代表取締役;記録社代表取締役;青林舎代表取締役;影書房代表取締役。



生年
昭和6(1931)年10月6日

没年
平成12(2000)年2月18日

出生地
旧満州・大連

学歴〔年〕
一ツ橋高卒

主な受賞名〔年〕
藤本賞(特別賞 第16回)〔平成9年〕「絵の中のぼくの村」

経歴
昭和21年10月に日本に引揚げ。各種市民運動に関わり、雑誌「記録」「告知板」や井上光晴編集「辺境」を発行、活発な文書活動を展開。平成4年13年半にわたって障害者差別や在日外国人、環境、平和、教育などをテーマにしたルポ評論を載せたミニコミ誌「記録」を休刊著書に「他者と私」「中国還魂紀行」「悪態の精神」、制作記録映画に「みちことオーサ」「ウリナラ」「世なおし準公選」「よみがえれカレーズ」「水からの速達」「絵の中のぼくの村」などがある。すぺいす・しょう中野代表、平和憲法を世界に拡げる会会長も務める。平成9年ミニコミ紙「告知板」が300号を数えたが、12年2月333号を以って休刊した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「庄幸司郎」の解説

庄幸司郎 しょう-こうしろう

1931-2000 昭和後期-平成時代の市民運動家。
昭和6年10月6日中国大連生まれ。36年建設会社を設立。戦争末期の大陸での体験から一貫して反権力反戦姿勢をつらぬき,市民運動に力をそそぐ。ミニコミ誌「告知板」,雑誌「辺境」などを刊行し,記録映画「よみがえれカレーズ」などを製作した。平成12年2月18日死去。68歳。一ツ橋高卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android